Visual Studio 2005。

マイクロソフトのサポートが終了しているのは覚悟の上で、お客様都合でどうしても使用しなくてはいけない。

先月(9月)の時点では、プログラムを更新して[今すぐ発行]ボタンを押下するとビルドし指定場所(Web上)にFTPでアップしてくれた。

今月(10月)に入って新たに機能修正の依頼があり、修正を施し[今すぐ発行]ボタンを押下すると「505 no such file or directory」となり、アップロードできない。

FTPクライアントソフトからは何も問題なく繋がるし、ファイルのやり取りもできるのになぜだろうか??

 

これは困った。。。と色々ググッて見ましたが有効な手段が見つからず、取りあえずサーバー会社に何かやっていないか聞いてみる。

「505エラーが出てます」と伝える。すると、「サーバー側は何もしていないので、ソフト側でFTPに関するモジュールがこの1ヶ月で更新されてしまったのではないでしょうか?」との回答。

早速WindowsUpdateの履歴を見てみると、.NET Frameworkのセキュリティアップロードが・・・これだな・・・。

 

再度対応策をググッても何も出てこない。と、ふと思い立った案が。それは「FTPソフトで自分であげてしまえば良いのでは!!」と。

FTPでコケているのでビルドは出来ているはずと思い、早速Visual Studio 2005がらみのフォルダ「bin」辺りに目星をつけてファイルをまさぐる。

すると、今までに見た事もないフォルダを発見。【projectname.publish】

こいつの中身を確認すると「おぉ」アップロード用のファイルではないですか^^/

 

FTPソフトでいつもアップしている箇所に接続・確認。ファイルが1つ足らない。【projectname_1_0_1_2.application】

中身は【projectname.application】と全く同じなので、複製し、今回リリースするバージョン(Ver 1.0.1.2)のファイル名にリネームするだけでOK。

(他のバージョンのファイルを確認したのでおそらく大丈夫)

アップロード実行⇒.NETClickOnceアプリ起動⇒ダウンロード開始⇒つまり成功。

 

自分の場合、この方法で成功したのですが、100%成功する保証は出来ませんが、お困りの方、1つの方法としてお試しください。